iphone4を買うためにN902iを使う。
僕の周りのPCとモバイル環境が最近どんどん変わっている。
携帯はずっとドコモを使っていた。もう十年以上になる。
去年、ipod touchを買ってから少しずつ変化が生まれた。
まずMzoneとソフトバンクのBBモバイルが使えるようにドコモの付加サービスをつけた。これで都内の地下鉄の駅や主要なJRのプラットホーム、飲食店ではマクドナルドなどでipod touchでネットやメールができる。
ただやはりアクセスポイントを探す必要があることや、マクドナルドなどでは回線がかなりナローで不便を感じることがあった。
今年になってemobileのpocket wifiを購入。理論値で下り7メガだが実際にはいいとこ1メガ。でもWebみたりメールしたりするくらいなら不便はない。wifiだからいろんな端末に使えるし。あとかなり良いのがSkypeができるコトかな。これでかなり電話代を浮かせるようになり、ドコモのプランは一番基本料が少なく通話料が高いのに変えたが、無料通話分の1000円が余るようになってしまった。
五月、ipadが手元に届くと更に変化に拍車がかかる。ipadは感覚としてはネットブックの代わりに、気軽に外に持ち運べる端末兼ブックリーダー兼ビューワーという感じと思っていた。しかし、実際に使っていると、単なる端末だけでは不便を感じるようになって来る。もう、ずっと前からわかっていたコトだが、各端末にはデータを持たせず、いわゆる「あちら側」に日頃取り扱うデータを置き、電波が入る限り差分を同期して行くというのがここ数年来言われていることだ。
この場合、各端末の規格やフォーマットが異なるとデータの同期作業に時間を食うことになる。卑近な例をあげれば、例えばドコモの携帯のスケジューラーをGoogleやiphoneアプリに同期させるのは面倒臭い。PCで記録したテキストメモを携帯で見るにはメールで飛ばすしかない。自然と、気持ちは各端末でデータをシームレスに取り扱える方々を探すようになってきた。
おそらく、ガラパゴス携帯が生活の中心にある限りこのデータの同期作業にはフォーマットの違いという障害が介在する。
僕はガラパゴス携帯はそれ単体では非常に優れたものだと思う。機体のスペックも高いこともさることながら、日本国内という限られたマーケットの中で、各端末に合わせた形のサイトやサービスを提供してきたコンテンツプロバイダーなどの企業努力もあり、日本のモバイル環境は非常に優れていると言っていいだろう。
ただ、それがクラウドを含めた各データの連携を土台とした、一人の人間が仕事や生活をする中でのトータルな「使いやすさ」という観点からみた場合、既存のガラパゴス携帯はまったく独立した、いや、孤立した端末でしかなくなってしまう。
そんな訳で、スケジュール管理、アドレス管理、メール管理など諸々含め、F-01Aではipad、ipod touchと連携に限界を感じた。だから予約開始日に新iphone4をヤマダ電機で予約。更にipadとpcとの同期も考え、MacBOOKを導入、Windowsも放り込んでデュアルブート。
手持ちのipod touchとF-01Aは売るつもり。だったが、ドコモ携帯は直ぐに買い手が見つかったので、simカード差し替えてもともと持っていたN902iという5年も前も古い携帯にマイナーチェンジ。iphone4が出るまでの繋ぎかな。
以外に五年の携帯でも使える。解像度が低いのが難点かな。果して無事五日間耐えられるだろうか。
ipod touchで書いたが、やっぱり時間かかるなぁー。新しいos4ならワイヤレスキーボードが使えるから、そうすればはもっと早くなるかな。