CX-5 インプレッション④ エアコン・ナビ
今回はエアコンとナビについてインプレッションをしたいと思います。
エアコンはいまいち
CX-5のエアコンは運転席と助手席で設定温度を変えることができるデュアルモードを備えております。
しかし、これってあんまり使わない気がするんですよね。
設定温度を変えてもすぐ隣のシートなので空気が混ざって結局変わらなくなってしまうような。
送風口から出てくる温度が違うので、直接風を浴びたいようなときなら違うので、夏場なんかは効果を発揮するんでしょうかね。
ナビが上についているので仕方ないのかもしれませんが、表示位置が下の方にあるので目線の移動が多く、ちょっと煩わしい。運転中にエアコン見ながらいじるのは完全に前が見えなくなるので危ないと思います。
あと、送風の向きの調整幅が小さい気がします。
手が汗かきな僕は、左右それぞれのエアコンの風がハンドルを持った時に当たる様に調整しているのですが、CX-5の場合、いっぱいに向けてもダイレクトに当たらない気がします。もう少しなんですけどね。
友達が乗っているエクストレイルはドリンクホルダーにエアコンの風が当たるように設定できるので、飲み物を冷やしたりあっためたりできるのですが、この車の場合は後から市販品のドリンクホルダーをつけない限りはできないみたいなので、その辺も配慮があるとよかったかな。
ケンウッドのナビは必要にして十分。
ナビは純正のケンウッドにしました。価格としてはラインナップの中で一番安いんですが、ナビの機能としては十分だと思います。
使い勝手は普通ですが、ルートもわかりやすいし、案内も悪くない。
まれにGPSがずれることはありますが、それで困るほど頻発もしないですし、ずれてもちょっとだけなので。
リルートもそこそこの速さで、問題ないですね。
オーディオ機能はなんだかPCのプレイヤーをいじっているみたいな感覚。
SDカードとUSBメモリを使うことができるんですが、プログラム再生ができないみたいなので、フォルダを別に作ってそこにお気に入りの曲を放り込んでおく必要があります。
あと、CDについては読み込むときに録音もしてくれるみたいですが、mp3じゃないのが不親切かな。
独自の形式みたいで、他でも再生できるんでしょうか。
テレビとラジオは普通かな。場所によって選局を変更してくれるのはいいけど、逆にラジオとかは提供地域外でも聞けたりするので、例えば群馬でも東京エフエムとか自動で選択できるとなお良い。
ハンドルについているキーで早送りや選曲・選局ができるんですが、できればボタンを増やしてソースの切り替えやフォルダの移動もできるとよかったと思います。別のアルバムを聴きたいときやラジオをテレビに変えたい時などは結局タッチパネルを触らないといけないので、手元の早送り・巻き戻しスイッチはそんなに使わないんですよね。
スイッチでいうと、パネルの左右にもいろんなスイッチがついているんですが、画面上でタッチしてできるのと重複しているので、無駄なんじゃないかと。ハードウェアスイッチが好きな人にはいいかもしれませんが。
次回はいよいよ走りについて触れたいと思います。