スキーとネットとロードバイクと旅。

群馬で自由人からリーマンになった恋する男の趣味に生きるブログ。

31歳になりました。

Googleの検索窓に「31才」と入れると、Googleサジェストで「31才」とよく一緒に検索されるキーワードを表示してくれる。
やってみると、

「31才 平均年収」
「31才 女性」
「31才 転職」
「31才 結婚」

などなど。みんな、結婚やら収入やら、将来の事を色々考える歳なんだろうね。
孔子は、30にして立つと言ったね。40で惑わなくなるんだと。そう在りたいと思わなくもないけど、不惑の境地なんて実は一生たどり着かないんじゃないかと、最近感じるんだよね。というか、迷わなくなった時点で、その人の成長は止まってしまうんじゃないかと。信念を持つのは良い事だけど、それは自分を縛る物でもあるから、だから、なるべくその呪縛から離れてないといけない気がする。

もう少し言うと、たぶん人間には変わってはいけない部分と、変わっていかなければならない部分があって、その両方が共存する事で、成長していけるのかなって。変わってはいけない部分というのは、そのヒトのコアだと思うんだけど、うまく言えないけど、心の奥底にへばり付いた性格みたいな物で、もって生まれた物と生まれてからオトナになるまでの中で醸成されて行くものなのかな。だから、30くらいには完全に固着してる気がすんだよね。ヒトそれぞれのものだから、仕方ないんだけど、自分の事は棚上げにしていえば、良い物が出来上がっているヒトもいれば、ダメダメな人もいる。

もうひとつ、変わっていかなければならない部分があって、それは経験から学びとって行くモノでどんだけ自分にプラスに組み込んでいけるかって事。コレも個人差はあると思う。歳を重ねれば重ねるほど、変わって行くヒトもいれば、ドンドン凝り固まってしまっているひともいる。イイか悪いかは別にして、職人に例えて言うと、古い伝統技能を変える事なく守って行く職人もいれば、伝統に今のテクノロジーや文化を取り入れて新しいモノへチャレンジして行く職人もいる。でもね、感じるんだよね、継承されて来た伝統は確かに試行錯誤の繰り返しの中で素晴らしい技術へと昇華してきたわけだけど、じゃあ、今の技術はMAXなのかって。もっと高めるのがお前の役割なんじゃないのかって。守るだけじゃ守れないよ。

だから、ヒトには変わっていかなくちゃいけない部分もある。でも、変わるって、怖いよ。トライアルアンドエラーって、簡単に言うけど、でもさ、変わってる方向がホントに合っているかなんてわかんないじゃん。そもそも正解なんてないだろし。

だから、不惑のなんてないんじゃないかな。目指すべき目標って事なんだろうね。

人は迷いながら、でも、自分の中のコアを拠り所にして、その瞬間瞬間、変わりながら生きていく。

31才。今だ迷い中。

でも、それでいいのだ。