「ビジネス化するまでの眼力・ネットワーク構築力・判断力をつける」
本日は群馬高専の機械工学科下田先生の講義。「鉄骨くん」という商材が代表作。現場に持っていく前に、工場で鉄骨に穴をあけたりするが、5ミリずれているだけでも使えなくなってしまうし、また現地で穴がずれていると工期が大幅に遅れてしまうため、業者に重いペナルティが課せられる。そういったミスを防ぐために穴開けの下書きをすべて自動化したのが鉄骨くん。
で、まとめです。
(1)売れて利益が出る条件(売れる商品になるか否かの眼力)
作る人、売る人、買う人が得をする
企画段階から、作る人、売る人、買う人を入れて検討
三者が「良い」という物は売れる、利益が出る
結果的には、ステークホルダーが良かったと思う状態(2)協力者を得る条件
相手に得をさせる。
この人とやっていれば「得」をすると相手が思うか否か。
ステークホルダーにも得をさせ、満足度を高めること。
ステークホルダーも人である。
人を大切にする、人を育てる、やる気にさせる。相手に得をさせる思いやりの心
相手に得をさせるということは、金銭的なことだけではない。
教えてくれる。助けてくれる。話を聞いてくれる。気持ちを分かってくれる。力がつく。成長する。評価してくれる。認めてくれる。ほめてくれる。いつも心にとどめてくれる。やる気を起こしてくれる。心配してくれる。収入が増える。
得心するとともに、自分にできていないことだらけで、過去を思い出しながら反省の極み。自戒の念。